2010年 01月 25日 |
本校は、国道362号線と県道60号線(主要地方道南アルプス公園線)が主な通学路となっています。大型車輌が往来する機会も多い道路のほとんどには歩道もなく、幅員が狭い箇所が点在しています。また、昨年度には車同士の死亡事故も発生しています。 子どもたちの安全を確保するべく、昭和60年度からPTAが中心となり、児童の登校時のチェックを実施しています。校外生活委員が各地区に出向き、児童の登校の様子や通学路、交通状況等を把握してレポートにまとめ、各家庭に配付して交通安全を啓発しています。平成13年度より下校時のチェックも登校時チェックと同様な内容で開始し、現在に至っています。 登下校のチェックにとどまらず、特に交通量の多い登校時間に、ほぼ毎日、PTAのボランティアや教職員で、各地区から集団登校する児童の付き添いを行っています。また、校長をはじめ、教職員、駐在所所長が要所に立ち、子どもたちの安全を見守るとともに、地域の方へのあいさつをしながら、地域の方や往来する車のドライバーに交通安全を呼び掛けています。 毎年、「交通安全リーダーと父母と交通安全を語る会」では、父母だけでなく、駐在所所長や地域の方々にも参加していただいています。特に本年度は、地域の交通安全に関わる問題提起を6年生が行い、それについて児童、保護者、地域の方でグループ討議し、より良い交通安全対策を具体的に練りますた。 その他、「清沢てんぐの会」(父親の会)では、往来する大型車輌に向け、児童の歩行に注意して運転するよう、登下校の時間に合わせて注意を喚起しています。 今回、このような行いが静岡県交通安全対策協議会(会長 川勝県知事)に認められ、1月23日(土)、表彰式に永井PTA会長が行って、賞状と盾をいただいてきました。 今後も保護者、地域、教員が一丸となって子どもたちの安全を守り続けていきたいと思います。
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